断崖絶壁

競馬。重賞の復習記事、最近の開催の血統傾向、馬場傾向分析についての研究など。亀谷敬正さんのサイト、ブラッドバイアス血統馬券プロジェクトのユーザです(www2.blood-b.com/wp/)。

馬場傾向の反省③(阪神ダート/芝、2017年9月9日~10月1日)

阪神

1 内回り

2000mは内~中枠有利の予想は良かったのですが、差し、追い込み馬を評価できませんでした。あらためて考えると、逃げた経験があるか、逆に上り1位の経験があるか、極端なタイプが狙い目だったかもしれません。

1200m~1400mも2000m同様、差し、追い込みタイプの好走が目立ちました。こちらも極端な決め手(逃げでもOK)を持った馬が良さそうです。

2 外回り

1800mはローズSの結果をみて反省しましたが、結果的に見送ったレースばかり。

1600mは持ち上りタイムの速い馬が好走したのは年間傾向どおりでした。ただ、インパクトがあったのはポートアイランドSのムーンクレストで、実際のレースで逃げた馬、2番手の馬が好走しました。同距離、延長馬が有利になりやすく、短縮馬を狙うには勉強が必要だと感じました。

阪神ダート

1 良馬場

阪D1800

良馬場ではD1800mは前走1600m、1700mからの延長馬が好走するという予想は悪くなかったですが、出走数も多く、絞り込めませんでした。

阪D1400

外枠有利の予想でしたが、人気馬が内枠からでも勝ちました。

阪D1200

堅い決着が多かったのでどうにもなりませんでした。

2 稍重~重馬場

阪D1800

今開催は外目の同距離馬、特に差し馬が好走しましたが、読みづらかったです。

阪D1200~1400

延長馬が不利だという予想は正しかったですが、絞り辛い条件。今開催のD1200は短縮馬が好成績でした。

馬場傾向の反省②(中山ダート/芝、2017年9月9日~10月1日)

中山ダート

1 良馬場

今開催、中山は雨が多く、良馬場だったのは、1,2日目と3日目、最終日の午後だけでした。

中D1200

「良馬場では逃げ馬は基本的に不利。好位を取れそうな馬、特に短縮ローテが有利」という予想でした。

短縮馬では9月16日8Rのプティトシャンティガ11番人気2着など人気薄の好走がありました。逃げ馬は人気馬がほとんどでしたが意外に好走しました。逃げた経験のある馬で確定1番人気だった馬は3頭がすべて連対してしまいました。

あらためて近年のデータを眺めてみると、人気馬で、前走も中山D1200mで内枠から逃げていた馬は、標準以上に好走していました。特に叩き2戦目の馬の好走も目立ちました。内枠からでも逃げられる「スピード」と「状態の良さ」を近走で証明していて、なおかつ今回疲労が溜まっていない馬は、好走しやすいのでしょう。サンプルが少ないですが、外枠からスムーズに逃げていて、前回が人気薄での激走だったり、連続好走はしていても勝ち切れなかった馬は好走しにくい感じがあります。

中d1800

「先行馬、位置を取れる馬が有利。特に外枠の馬。前走ダートの短縮馬に注意。内枠は短縮馬か、末脚もった馬」という予想でした。

まずダート→ダートの短縮馬は、合計3レース、5頭だけ出走し、うち2レースで1頭ずつが9番人気と10番人気で馬券になりました。

短縮馬以外は、外目の枠で位置を取れるタイプは該当馬が多いので、馬券には貢献しませんでした。むしろ内枠の差し馬に馬券的なチャンスがありました。前に行けない馬はもちろん買い辛いですが、ときどき嵌ります。他の時期では今年1月にアレキサンドライトSで内枠の差し馬であるディアドムス8番人気とマルケサスが12番人気でワンツーなど。狙いが難しいからこそ大穴になるわけですが、今開催はこのパターンが特に好走しました。

初日にマイネルネッツが3角8番手にやや下がってから2着。バルトネルラーフが13頭立て7番手から7番人気1着。9月10日新馬戦はミックベンハーが追い込んで14番人気2着。スクラッタが13頭立て7番手から5番人気1着。このあたりで「ああ、今開催は良馬場で、中団より後ろからでも差し馬が届くんだ」と思い込んでいれば、その後の良馬場1800mは、9月16日の未勝利、500万下、10月1日の内房Sとチャンスは三回。たとえば1-4枠+近走道中5番手以内の経験がない+近走上り5位以内を出している馬に限れば、6頭中4頭が馬券に。しかもすべて8番人気以下でした。9月16日の12Rは4頭だけでそのうち3頭が3着まで独占だったので、なんなら4点で2200倍の三連複も的中できたのでは。

たらればの妄想ですが、また同じようなことが起きた時には。

「特定の位置取り・タイプの馬がいつもより好走している」ことに気付けると、よりチャンスを掴みやすいとは思うんですけど。

2 稍重~重馬場

中D1200

「外目の枠の短縮馬、差し馬が穴になりやすく、内枠の先行馬は不利」と読んでいたら、内枠の馬が好走することが多く、開催途中から内枠の先行馬を有利と評価していました。しかし結局、嵌りませんでした。最終日の1Rは5~8枠と外目の枠の短縮馬が2,3着。開催通してブレないほうがマシでしたね。

中D1800 

雨が降ってもやや外枠が有利でありながら、内枠の馬も絡むコースで、狙いは絞り辛かったです。あまり波乱にならなかったのですが、今開催は内枠の馬が外枠よりも好成績でした。もうちょっと勉強して、なんとかなるのか、なんともならないのか考えたいところです。

3 不良馬場

開催前は不良馬場なんてなかなかないだろうし、もし不良になったら見送ってもいいかな、と思っていました。台風がやってきたときに慌ててやっつけ仕事的にデータを調べて、評価したんですけど、意外に嵌ってくれました。

基本的に短縮馬が走りにくいです。また血統的には、産駒の勝ち星を、芝レースの勝ち星が大部分を占める血統(芝向き種牡馬の産駒)は不利で、今開催も該当馬は確定5番人気以内でも単回39複回68と走りませんでした。アグネスデジタル産駒が4頭出走して4頭とも馬券になったり、父か母父にフレンチデピュティ系(クロフネ含む)馬が複数好走したり、血統だけで馬券を検討しても面白そうです。不良馬場なんてなかなかないですけど(笑)

中山芝

1 1200m外、1600m外

前半は内差し有利、後半は先行馬有利、と読んでいたのですが、前半は緩い展開が多かったのもあって、先行馬、特に内枠の馬が有利でした。また後半も内有利の傾向が続き、特に差し馬が走りやすかったです。

馬券的には前半は位置を取れる内枠の差し馬を狙っていたのが、好騎乗に助けられました。後半は内枠差し馬傾向に乗っかったら(最終日はブレてしまったんですけど)嵌りました。

2 1800m、2000m、2200m

近2年は1800m~2000mでは短縮馬が穴になっていたので注目していましたが、早々に諦めました。結果的に開催通じて内枠の馬がやや有利でした。

2200mは重賞は近年、内枠有利な傾向で、今年も同じでした。人気馬が内枠を引いたのであまり美味しくはありませんでした。珍しく人気寄りの馬を◎にしたら2頭とも1着でした。もうちょっと人気薄の馬を連れてきてほしかったです。

 

 

馬場傾向の反省(4回中山、4回阪神、2017年9月9日~10月1日)①

今開催から馬場傾向(トラックバイアス)の「予想」をTarget Frontier JVに印化しています。その結果集計と、復習記事です。書いた本人以外には価値のない話かもしれません。

1 概要

毎週、馬場傾向に嵌りそうな馬の評価を行ったのですが、そのパターンは以下のとおり。

①馬場傾向に合う、と思われる馬を「○」。

②「○」には劣るものの馬場傾向に合うと思われる馬を「▲」。

③乗り方次第で馬場傾向に合うと思われる馬を「△」。

④馬場傾向には合っていない馬を「=」(※意味としては"無印"です)。

⑤馬場傾向に反していて特に好走は難しいと思われる馬を「×」。

以上の5通りに分類、評価したところ、集計結果は、次のようでした。

※事前に予想された人気が超人気薄(≒推定人気が二桁人気)だった馬は除いて集計しています。

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「△」がいちばん優秀な回収値と確率になったのは、乗り方に注文がつく馬であるがゆえに、オッズが美味しかったのもあるでしょう。「△」評価は少数なので、今開催はたまたま、かもしれません。馬券的にはイチかバチかだと思って本命にはしませんでした。

「○」「▲」が「=」「×」よりも優秀な確率になることを目論んでいたわけですが、「×」が好走しすぎました。

2 コース馬場別の結果

コースによって、予想が嵌ったコースと、嵌らなかったコースがあったのが、目論見どおりの集計値にならなかった原因ではあります。

馬場別の結果について再び超人気薄の馬を除いて評価します。

中山芝

「○」「▲」の合算で勝率は12.4%複勝率36.4%。「=」「×」の合算は勝率8.2%複勝率24.0%。母数が小さいですが、複勝率については差があります。実際のところ、中山芝は馬場予想が嵌っているのが自覚できるほどで、馬場傾向を参考にして本命にした馬は◎6-0-5-10。単回180複回118でした。

中山ダート

「○」「▲」の合算で勝率は11.8%複勝率32.6%。「=」「×」の合算は勝率8.1%複勝率23.2%。こちらも差がありました。特に良馬場と不良馬場では顕著な差に。稍重~重でも確率では差が出せたのですが、特にD1200mで、予想と異なったタイプが穴で激走が多かったです。また全体的にダートでは芝よりも馬場傾向に合う、と判断した馬が多かったので、馬券的には今一つ、パッとしませんでした。◎は1-2-3-15で惨敗でした。

阪神

ほとんど嵌りませんでした。「○」「▲」の合算で勝率は8.6%複勝率24.7%。「=」「×」の合算は勝率10.4%複勝率27.4%。問題だったのは内回りです。「○」「▲」の合算で勝率は8.6%複勝率24.7%。「=」「×」の合算は勝率12.5%複勝率35.9%。ことごとく裏目でした。

阪神ダート

ほとんど嵌りませんでした。「○」「▲」の合算で勝率は6.3%複勝率23.8%。「=」「×」の合算は勝率11.9%複勝率31.4%。ただ、○▲に合致する馬でまともに走れそうな馬が少なかったこともあり、見送ったレースがほとんどでした。

 

ひとまず以上です。