断崖絶壁

競馬。重賞の復習記事、最近の開催の血統傾向、馬場傾向分析についての研究など。亀谷敬正さんのサイト、ブラッドバイアス血統馬券プロジェクトのユーザです(www2.blood-b.com/wp/)。

2月18日、19日 重賞の復習(ダイヤモンドS、京都牝馬S、フェブラリーS、小倉大賞典)

ダイヤモンドSの復習

◎なし

(概要)

実力馬アルバートが優勝。

(各馬コメント)

アルバート

 ステイヤーズS勝っている馬。有馬記念凡走も疲労抜けて良かったのかも。

ラブラドライト

 近親リアファルアロンダイト。キンカメ産駒でも長距離連続好走したのはびっくり。

カフジプリンス

  前走の復習記事でも買いたが、シンボリクリスエスの影響強そう。捲るほうがいい馬。クリスエス産駒でダイヤモンドSといえばモンテクリスエス(2009の当レース勝ち馬)。クリスエス産駒は鮮度ある状況得意で、その点ダンスインザダーク産駒やマンハッタンカフェ産駒と似た好走パターン。基本的に交互に走るタイプ。母のギンザフローラルは芝1200で1勝。大井で2勝、ロジータ記念3着。カフジプリンスもダート長距離とかどうでしょうか。オープンだとなかなかレースがありませんが。

フェスティブイェル

 馬力タイプで揉まれ弱いクリスエス産駒。馬力タイプにありがちなことに、距離は2000m前後がピーク。弱い相手のオープンなら。

 

京都牝馬Sの復習

◎ウリウリ

(概要)1400に変わって2年目。昨年は重い馬場で短縮、外枠決着。今年は昨年ほどでないが重い馬場。差し馬決着。

(各馬コメント)

 ウリウリ

  短縮はベスト条件。実は昨年の高松宮記念でも同様の狙いだったが後方まま。57キロとはいえ走らなさ過ぎ。力落ちたか調子悪いか。

 レッツゴードンキ

  今回も後方で抑え込む競馬。短縮向くし、重い馬場得意な馬。順当な結果。弱点は、延長の上がり速い差し競馬。

 ワンスインナムーン

 昨年よりは軽いレース質で、延長でも外枠から揉まれず好位で対応。父アドマイヤムーンは重い芝が得意な("鬼のように走る")血統。

  エスティタート

 前走も重い馬場で負けていたが、2前の反動の可能性と、ドリームジャーニー産駒で、底を見せておらず重い馬場の適性は悪くない可能性を感じたので上位評価した。1400ベストで、不利も受けやすい脚質、疲労や反動の懸念は常に注意したほうが良さそう。

 ムーンエクスプレス

 2着馬と同じく重い芝の鬼血統。流れはわりと落ち着いたが、そのぶん相手の実力ある差し馬に伸び負け。

アットザシーサイド

  短縮の重い芝でやや前の位置を取って負けるのはローズステークスと同じパターン。標準的な馬場でタメて上がり勝負で。

トウカイセンス☆

 短縮向き。

 

フェブラリーSの復習

 ◎ケイティブレイブ

(概要)

 今年は良馬場の重い(タフな)馬場で速い流れの差し競馬。

(各馬コメント)

 ゴールドドリーム

  チャンピオンズカップは延長不利。得意の短縮マイルで快勝。内枠で砂被っても大丈夫な馬で立ち回りやすい。

ベストウォーリア

  例年短縮決着なので狙い下げたが、エーピーインディ系らしく、ダートなら馬場の適性範囲広い。堅実に走れる実力ある差し馬。

 カフジテイク

 パフォーマンスとしては延長でも4着だったチャンピオンズカップと同じくらいの好走。

  ニシケンモノノフ☆

 二走続けて合わない条件、流れをよく頑張っている。 

 ケイティブレイブ

 タフな馬場は合った。外枠から揉まれず好位を取る理想的な内容だが流れ厳しかった。地方の延長中長距離向き。ダート重賞復習すると、総じて、評価した馬の買い時が地方でやってくることが予測できるのが遺憾w 駆け上がる時期は中央なんですけどね(だから条件戦のダートは好きです)。

 ノンコノユメ

 まだ走らない。当分様子見。

ホワイトフーガ

内枠で厳しい競馬。

モーニン☆

テンから厳しく行ったニシケンモノノフと、インカンテーションが捌くにも邪魔だったと思う。このあたりがG1、重賞で一発狙いの馬が発生するレース。不安要素が騎手頼みでしか解決しない馬を、◎はマズイと思い直して当初より狙い下げた(◎→▲)のは妥当だったと思う。先行して砂を被らない乗り方しか無かったので。テンから厳しくケイティブレイブに被される位置取りが限界。予習記事で評価した通り、砂被りは大幅マイナス。また流れも厳しく、ダートならこれくらいの着差で大敗して当然。

キングズガード☆

力不足だが、右回りか、内枠で。

 

 小倉大賞典の復習

マルターズアポジー

(概要)

 例年、内枠有利、短縮有利なレース。また小倉の芝はダート指向、米国血統が好走する馬場だった。父、母父ともに米国血統のマルターズアポジー有馬記念からの短縮で内枠からいつも通り逃げて圧勝。結果的にはスムーズに走った短縮馬が有利に。内枠2番手以下馬は不利だった。

(各馬コメント)

 マルターズアポジー

 外枠から逃げた時以外は安定している馬。母系にロベルトの血があるのも今の馬場に合っていた。

 ヒストリカル

 逃げた馬以外は辛い流れに嵌った。

 クラリティスカイ

 疲労抜けて体力活かした内容。

 ロードヴァンドール

 揉まれず先行したとはいえしぶとかった。体力面は中距離重賞でも足りそう。

 ストロングタイタン

 初めて内枠で揉まれる競馬で脆さ出た。

 マイネルハニー

 短縮ローテ向きの流れになったし、厳しかった。疲労あったかも。内枠の好位馬に不利な展開だったことを示唆している。

 ダノンメジャー

 内枠で厳しい流れ。単調にスピード活かせる展開向き。

  

フェブラリーS(G1)出走馬の評価

重賞の復習記事を書くことにも慣れてきた今日この頃。

予想記事を書かないのは、時間が勿体ないから・・・というのが主な理由でしたが、このブログを書くことにも慣れてきたので、予想寄りの記事に多少の労力を割いても、自分の考えをまとめる見返りが得られるだろうと思ったので、とりあえずG1について出走馬の評価を書くことにします。

高松宮記念は書くかどうかわかりませんけど。

 最初に、まとめを書いてしまって、その次に各馬を評価するコメントを書きます。

 

フェブラリーSで特に注目している馬と短評。

実力馬

 ▲ ベストウォーリア(レース傾向から延長不利)

 ▲ モーニン(乗り方、展開に注文つく)

 △ ノンコノユメ(嵌るのを待つ)

 △ サウンドトゥルー(嵌るのを待つ)

注目馬

 注 ゴールドドリーム武蔵野Sはカフジテイク、モーニンに先着)

 注 コパノリッキー(嵌るのを待つ)

 注 アスカノロマン(乗り難しい)

紐向き

 × インカンテーション(外枠良い)

 × ホワイトフーガ(良馬場で)

(参考)

 前哨戦の根岸Sの復習記事

 

以下に馬番順に各馬の分析コメントを。

1  サウンドトゥルー

 後方からなので不利は受けやすい。チャンピオンズカップは好騎乗。展開嵌るのを待つ。

2 ホワイトフーガ

 0.9差の昨年よりも時計かかりそうなのは良さそう。短縮、内枠も問題なさそう。

3 ゴールドドリーム

 1600mの武蔵野Sでカフジテイク、モーニンに先着。前走は延長で行きたがったし外目追走も不利だったレース。砂被っても問題なさそう。

4 コパノリッキー

 もちろん逃げるか2番手が良い。展開嵌るのを待つ。

5 アスカノロマン

 昨年は短縮ハイペースを差し、後方から3角では揉まれない外目に。思い切って下げるか、行くか極端なレースをしたほうが良く、それぞれ展開が嵌って欲しいので乗り難しさがある。

 6 モーニン

 昨年は近年不利な距離延長ローテで勝ったわけで、体力、能力は相当。ただし、砂被りは大幅割引。今回は人気落ちるタイミングなので外枠を引いて欲しかった。内枠なので消せるかとはじめに思ったが、よくよく見れば、逃げるかもしれないコパノ、アスカノの外の枠なのはもしかして枠順に恵まれたのかも。あとは外枠から先行しそうなケイティブレイブさえ捌いて好位~2番手外目を取れれば多少早めの仕掛けでも。

 控えて砂を被っても上位に来る馬だとは思っていませんけど。

 7 ブライトライン

 買い材料見当たりません。

8 デニムアンドルビー

 トゥザヴィクトリーの一族ではありますが、特に買い材料見当たりません。

 9 ベストウォーリア

 堅実に好走できる実力馬。ただレース傾向として短縮馬有利なので1400mからの延長自体割引きかと。

 10  カフジテイク

 1400mベストの馬が、1800m→1400mの短縮で展開も向いて勝った後の延長、しかも短縮馬有利なレース質だと期待薄。かつて1200m~1400mの追い込み馬としてダート重賞で名を馳せたシルクフォーチュンは、1度だけ延長ローテでフェブラリーSで馬券になりましたが。

11 ノンコノユメ

 力を出し切るのが難しそうな馬。今回は前走先行→差して嵌るのを待つタイミング。

12 ニシケンモノノフ

  前走は評価できる内容。1200~1400mベストの馬。

13 エイシンバッケン

 1200~1400m向き。延長不利。

 14  キングズガード

 左回りでは内枠ベター。1400m向き。

15 ケイティブレイブ

 延長で揉まれず先行するほうが良い馬。大幅短縮は不安。ただ外枠で人気薄なので、拾っておいてもいいかも。

16 インカンテーション

 揉まれ弱さある馬で、短縮なら外枠が良い。高齢でもあり、位置取りショックがあるとさらに良いはず。前走は内を回った馬が基本的に有利だったが、先行できずに得意でない内枠で脆さが出た。2走前が差し馬決着の厳しい流れを先行してバテていたので、控えたのが裏目だったのだろう。騎手の判断としても今回は位置を取りに行っておかしくない。

2月11日、12日 重賞の復習(クイーンカップ、共同通信杯、京都記念)

クイーンカップの復習

レーヌミノル

(概要)

 高速上り決着。今週の東京芝は特に上級条件はディープ産駒とハーツ産駒が好調だった。

(各馬メモ)

 レーヌミノル

 キレ負け。蓄積疲労については判断が難しいが、今後も使い込まずに。

 アドマイヤミヤビ

 短縮、高速上りが嵌った。

 アエロリット

 蓄積疲労薄く、今回は好位差しの位置取りショック。ここでは能力高いので。

 フローレスマジック

 完敗。

 モリトシラユリ☆

 激走後を考えれば8着は好走。前走は◎にしたが、キレの無い馬なので、基本的にはダート向きだと思っていてよいのでは。洋芝で走れそうかどうかはチェックするつもり。

 

 

共同通信杯の復習

◎なし
(事前のレース質想定)

 ディープ産駒の素質馬向き。

(概要)

 遅い流れで内枠決着。

(各馬メモ)

 スワーヴリチャード

 他が全く走らなかった。

 エトルディーニュ

 キレがないぶん勝ちきれない。

 ムーヴザワールド

 母父サドラーが影響しているのか、ディープ産駒としては馬力勝負タイプ。

 エアウィンザー

 位置取りの差。フワフワした走り方。成長待ちかも。

 タイセイスターリー☆

 前向きな馬。延長スローで素直に好位で我慢できるタイプではない。

 

京都記念の復習

◎なし
(事前のレース質想定)

 非根幹距離G2のため、G1で負けた馬、しかも主流サンデー系やディープ産駒以外が好成績。

(概要)

 昨年同様の重い馬場。香港帰りのサトノクラウンが連覇。

(各馬メモ)

 サトノクラウン

 天皇賞秋G1で負けたノーザンダンサー系。というか昨年の勝ち馬。今年は香港で勝った後の疲労が読めなかった。

 マカヒキ

 ダービー馬には不向きな条件で人気過剰。ちなみにムーア騎手+ディープ産駒は、過剰に人気になる傾向。さすがに圧倒的1番人気馬は確率高いですが。ムーア騎手を買うなら馬力タイプの血統のほうが妙味があると勝手に信じています。

 スマートレイアー

 短縮で展開も向いた。

 ミッキーロケット☆

 展開不利。

 アングライフェン☆

 展開不利。延長でも好走したあたりは重い馬場が得意な血統の本領か。あまり忙しくない流れのほうが良さそう。

 ガリバルディ☆☆

 タフな馬場で大幅延長不利。これで昨秋から不利な条件で惨敗が連続で、期待値上乗せ中。後方で矯める競馬が続いていたので、前向きな競馬が出来たのは評価できる。