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断崖絶壁

競馬。重賞の復習記事、最近の開催の血統傾向、馬場傾向分析についての研究など。亀谷敬正さんのサイト、ブラッドバイアス血統馬券プロジェクトのユーザです(www2.blood-b.com/wp/)。

4月9日の復習(3)阪神の特別

4月9日

阪神8Rダ1400m:タイセイエクレール

母は未勝利。弟のマイネルバールマンは芝短距離2勝。母系からは目立った馬が出ていない。兄弟では4頭中2頭が未勝利。で本馬と弟が2勝以上。当たりハズレ大きそう。どちらかというと芝短距離指向。3代母近親を含めると特に芝1600m以下で、複回収値が100円超え。2歳戦から複回収値は高い。父ベーカバドの産駒は芝ダ兼用血統。芝の回収が標準以下なのに対してダートの回収値は標準以上。芝では着を拾う感じの馬が多く、ダートでは勝ち切る馬が多い。ダートで中3週以上の軽く間隔を開けたパターンが特に穴に。昇級戦でも穴で勝ち切り、格負けもない感じ。

3着のキングライオンはマル外。父Kitten's Joyは米国芝中距離G1勝ち馬。産駒は日本では少数ながら芝での勝ち星がほとんど(8勝のうち7勝が芝)。ダッシングブレイズ(洛陽S)が日本の代表産駒。サドラー系だが父母父ロベルト系で、本馬の母の兄妹にウッドワードS2着馬。母系は米国血統。本馬は芝で新馬勝ちだが、単調な競馬で頭打ち。ダートに転じてからは1-1-1-1と安定(負けたのは1800mだったダート替わり初戦だけ)。

惨敗したタマモユウトウセイは、母はダートで3勝。兄弟が4頭のうち3頭が勝ち上がっている(残り1頭も地方1勝)優等生の血統だが回収値は低い。父ハーツクライ産駒はダートも走るが、阪神ダ1400mは今一つ。本馬は馬券になった次走は休養するか、馬券圏外になっている。反動出やすい馬なのだろう。

 

阪神9R忘れな草賞:ハローユニコーン

ハーツクライ産駒。延長2000mで雨残った馬場とこの時期の牝馬では体力必要な条件が向いた感じ。2、3歳限定戦の中山芝は人気薄の激走多く、回収値高い。特に延長馬。母は芝2勝。祖母は86年中山牝馬Sなど。兄弟は芝で勝ち上がり率50%だが回収値は高い。中距離で早い時期から走っている血統。近親にジョルジュサンク(すみれS)、ウインブルーローズ(2400m以上で3勝)など。母の姉がハリウッドローズでダート1勝。ダートで走る産駒もいる。ハリウッドローズの産駒は芝でのスピードは足りない産駒が多いが、スタミナは祖母から伝わっている感じ。対照的に、本馬の母サンタローズの産駒は芝中距離向きのスピードは祖母から伝えつつ、馬力を伝えている感じ。

3着ドロウアカードは全姉ソルヴェイグ函館SS)と同じ父ダイワメジャー。母アスドゥクールは芝ダ1400mで4勝。祖母アイリッシュカーリは芝ダ短距離で3勝。血統的にスタミナは秘めているが、基本的にはスピード血統。本馬は3戦目の阪神1600mを重い馬場で逃げて1着。前走はフラワーカップで逃げて3着。馬力の要る、上りのかかる馬場で強いが、今回はちょっと距離が長かったのではないか。姉も休み休み使われているように、使い込んでは疲労が心配になるが、距離短縮で。

4着イストワールファムは曾祖母が牝馬2冠馬ベガ。近親にハープスター。父ローエングリン産駒は2000m以上では皐月賞を勝ったロゴタイプはいるが、全体では極端に回収も勝ち数も落ちる。また牡馬では1600m~1800m、牝馬では1200m~1400mが期待値的なピーク。未勝利勝ちは1800mだった本馬だが短距離にシフトするかも。

 

阪神10R芝1400m:エポワス

母はオークストライアル勝ち。産駒の勝ち上がり率はまずまず高め。芝での回収値は単複ともに100円超え。1200m~1600mが安定するが2000mまで穴を開けている。2歳秋くらいから3歳春にかけて活躍する馬が多いが、古馬まで走っている。格負けももちろんなし。休み明けから好走が目立つ。

2着ブラヴィッシモは1400m向きの実績馬。父Fastnet Rock産駒は他にメラグラーナ(オーシャンS)。芝、特に短距離向きで単回は100円超え。昇級戦よりもクラス慣れしたほうが走りやすい傾向。

6着ヒルノデイバローは2前1400mで穴を開けた。母父リボー系で重い馬場の非根幹距離では注意すべき血統。ただ今回は使い込まれてG1の後で、疲労溜まっていたかもしれないし、芝では重賞2着しているとはいえ未勝利。兄弟の当たりハズレ大きい。全兄にマンハッタンスカイ福島記念)。兄のウインスカイハイはダート中距離中心に2勝2着8回。マンハッタンスカイがそうだったが、切れ味がないのと、気難しくて本気で走らせるのが難しそう。思い切った競馬が合う血統なのでは。本馬はシンガリから上り33秒台の脚を使っているが、芝では勝ち切れていないし、重賞2着はハイペースで上り35秒3で中団から差した競馬。

 

阪神12Rダ1800m:オウケンワールド

ロジータ=シスターソノの一族。兄弟も、ダートでは人気で回収値高く勝ち切れる。近親も含めるとロジータの一族は中央ダートでも回収値100円超えと優秀。

3着クリノリトミシュルは母系はダート血統。本馬が出世頭。父アグネスデジタルの産駒は湿ったダート~不良馬場は得意。1400m以上、特に1700m以上では安定していて回収も100円超え。昇級戦から走って、格負けもしない。

惨敗のサージェントバッジはエイシンオスマン(NZT)など芝向きで穴を出す母系。当たりハズレ大きそうで勝ち上がりは不安定な一族。本馬は父は芝向きのステイゴールドだが、母父がFusaichi Pegasusでダートで好走している。今回は飛び上がるようなスタートでリズム悪かった。